文法指導をせずに英語表現を教える方法
皆様はどのようにして英語を学んできましたか?従来の英語教育は「日本語」で「文法」を学ぶことが基本で、そのように英語を学んできた方が多いかと思いますが、GrapeSEEDでは、「文法」は一切教えません。では、子どもたちはどのようにして文章の成り立ちについて学ぶのでしょうか?
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以前、本Blogで、前置詞を文法的にではなく「体験を通して」自然に習得するための教材として「Mouse in the Barn」というストーリーを例にご紹介しました。(詳細はこちらのBlogをご覧ください) 今回は時制の学びについて、GrapeSEEDの教材「We sing We sang」というソングを例にご紹介いたします。
下記の動画をご覧ください。楽しい歌に合わせて、singとsangの違いを紹介しています。
他にも、時制について学ぶ教材(チャンツ)「Yesterday, Today」では、以下のような文章が登場します。
Yesterday, I wrote a letter to my mother. Do you want to write a letter today?
(昨日、お母さんにお手紙を買いたんだ、君も今日お手紙を書く?)
ここでは、昨日のことを話す際には“wrote”、今日のことを話す際には”write”を使っています。英語教師は、子どもたちがチャンツを口ずさむ中で「同じ行動なのに昨日と今日でなんだか形が違うな?」と気がつくようなきっかけを作り、レッスンの回数を重ねることで動詞の変化の理解を促します。これが「体験を通して習得する」仕組みです。 教材では、write/wroteの他にも、tell/toldやlead/led、drink/drank、swim/swam、bring/broughtなど、子どもたちが普段の学園生活で体験するような身近な動詞やトピックを扱っています。
いかがでしたか? このように、GrapeSEEDでは、文法指導を行わず、体験を通して自然に英語を習得できるように構成されています。
今回は時制の学習を例にGrapeSEEDの仕組みをご紹介しましたが、GrapeSEEDの教材には他にもたくさんの工夫が施されているので、また別の機会にご紹介したいと思います。
GrapeSEEDについてもっと知りたいと思った方は、ぜひ下記お問い合わせよりご連絡ください。

今年の夏、多くの子どもたちが笑顔と感動に包まれた 「Camp GrapeSEED」 。 たくさんの反響をいただいたこのキャンプが、2026年夏にも開催することが決定しました! ◆キャンプで広がる、世界と自分 Camp GrapeSEEDとはGrapeSEEDの生徒を対象とした国際交流イベントです。GrapeSEEDで身につけた英語でのコミュニケーション力を活かして、世界中の同年代の仲間と一緒に1週間のキャンプ体験ができます。自然いっぱいのアメリカ・ワシントン州のキャンプ場「Miracle Ranch」で、英語を“使う”体験や、世界との出会いが待っています 。 2026年は、日本・韓国・中国・ベトナム・モンゴルから仲間たちが集結予定! 「伝わる喜び」や「自分で動く力」を、楽しみながら育める1週間です 。 詳細はCamp GrapeSEED 2026特設サイトをご確認ください。

Thanksgiving (感謝祭)とは、 アメリカやカナダなどで祝われる祝日のひとつで、「家族や身近な人に感謝を伝える日」とされています。 アメリカでは 11 月の第 4 木曜日( 2025 年は 11 月 27 日)が祝日で、 この時期、アメリカの学校では “Thank you” をテーマにしたさまざまな活動が行われます。 この時期に合わせて今回の記事は、 GrapeSEED から、 GrapeSEED 関係者の皆さまへ感謝の気持ちを伝える機会とさせてください。 まずは、日々お子さまをサポートしてくださる 保護者の皆さまへ 。 毎日の送り迎え、レッスンや家庭学習のフォロー、 「できたね!」と寄り添うあたたかい言葉…。 その一つひとつが、お子さまの英語の成長を支えています。 いつも本当にありがとうございます。 そして、子どもたちに英語の楽しさを伝えてくださっている 先生方へ 。 レッスン中の小さな成功に気づき、言葉で支えてくださる姿に、 私たち自身も日々励まされています。 お子さまの「わかった!」「言えた!」の瞬間を 一緒に積み重ねてくださり、ありがとうございます。 皆さまのご協力のおかげで、子どもたちは GrapeSEED での学びを、より豊かなものにできています。 例えば、子どもたちがレッスンで身につけるフレーズには、 “I appreciate it.”, “Thank you for helping me.” など、 気持ちを伝える表現がたくさん出てきます。 つまり、英語を学ぶことは、言葉の向こうにある “思いやり” を育てることでもあります。 感謝を伝えるこの季節に、あらためて皆さまと一緒に歩めていることに “Thank you” 。 これからも、子どもたちの毎日のチャレンジを、一緒に見守っていけたら嬉しいです。


