学園のご紹介
昭和32年創立。平成26年度から幼保連携型の認定こども園になり、新しい時代にあった地域の幼児教育の核となり信頼される幼稚園を目指し、保育内容の向上を目指しています。敷地内にある温水プールでは年間を通して水泳指導をしており、情操・音楽・国語の教育も実施しています。英語教育は創立後間もなくから開始していましたが、GrapeSEEDと出会いイングリッシュクラスを設置し国際人を育てることに力を注いでいます。
学園URL : http://shioya.kodomo-japan.com/
GrapeSEED導入について
- 導入時期 : 2012年4月
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対象と導入形態
幼稚園児:英語クラスを選択した子どもに年中から正課で実施。
※年少時に英語クラスか普通クラスのどちらに入るかを選択。
※英語クラスを選択できるのは3年保育として入園した園児のみ。
小学生:英語クラスの卒園児対象のアフタースクールを実施。 -
英語教師数 : 3名 (内訳:外国人2名、日本人1名)
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レッスン設定について
縦割り保育を行っていますが、GrapeSEEDのレッスン時のみ、学年別でレッスンを行います。
<英語レッスンについて>
<普通クラスと英語クラスのスケジュールの違い>
英語クラス:1コマ40分×週5回 (すべてGrapeSEEDカリキュラム)
※レッスン以外に45分程度英語にふれる時間があります。
普通クラス:1コマ30分×週1回 (GrapeSEED以外のカリキュラム)
※英語クラスの10:10~11:30の間の2コマは年中・年長とに分かれ
学年ごとに取り組みます。
※全体的に時間を調整したのみで、カリキュラム自体は減らしていません。
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アフタースクール(小学生)の実施状況と特徴
- 卒園生のために継続してGrapeSEEDを学ぶ環境を整えています。
- 小学生に上がってからも継続しやすいように、バスで子ども達の送迎を行っています。
※2015年7月現在の情報です
インタビュー / 園長先生、英語クラス主任
GrapeSEED導入のきっかけと決断した理由をお聞かせください。
週1回、外国人講師による英語教育は昭和30年代より50年間行ってきましたが、英語に親しむことはできても実際に話せるようにはなりませんでした。GrapeSEEDを導入する数年前に仙台市にあります明泉幼稚園を見学し、ずっと興味は持っていたのですが、成果が出る環境を作ることができるのかとなかなか踏み込むことができておりませんでした。しかし、世界の共通語となった英語の必要性、また自然に身につけることができたらと強く思うようになり、正課保育内での導入を決断いたしました。
GrapeSEEDを導入するうえで最も苦労したことはなんですか?
家庭学習(REP)に関して、ご家庭でしっかりと取り組んでいただけるかとても不安でした。ご家庭での取り組み次第で子ども達の習得度に差が出てしまうことは事実です。英語を始めたばかりなのに差が出ることで英語に苦手意識をもってしまう子どもが出てしまわないか?心配しておりました。そこで、始めたのが学園内でのREP実施です。毎日CDを聞かせたりとレッスン以外でGrapeSEEDの内容にふれさせることで個人差が出ないよう取り組んでいます。また、小学校に上がってからはいろんな地域から子ども達が通ってきますので、バスをどのように回していくか毎年検討に検討を重ねております。しかしそのおかげもあって、当園では小学校に上がってからもレッスンの出席率は非常に高いです。子ども達が楽しみにレッスンに通っていることをとてもうれしく思っています。
GrapeSEEDで感じる子ども達の変化(成果)はどのようなものがありますか?
GrapeSEEDの英語教育を導入し、オールイングリッシュのイマージョンクラス(1クラス、31人)でスタートしました。手探りのスタートで、はじめは「教材をちゃんと家で聞いてくるだろうか?」「飽きてこないだろうか?」と心配しましたが、楽しい教材はもちろん、整ったカリキュラムと講師指導、導入後のフォローアップのおかげで、子ども達は生き生きと楽しそうに取り組んでいます。家で「家で英語の歌を口ずさむようになった。」「“Thank you”, “Here”, “Pass me!”と自然に言うようになった。」と保護者の方からも喜んでいただいています。今後の子どもの成長を楽しみにしています。
GrapeSEEDを導入したことで、ほかに変わったことはありましたか?
これまで近隣の入園希望者が多かったのですが、英語クラスを新設したことで、遠方からの入園希望者が増えました。幼稚園の教育を受けさせながらも、英語を習得させたいと考える保護者がたくさんいるということを改めて実感いたしました。充実した英語環境を整えて行くことは大変な面ももちろんありますが、職員の英語に対する意識の高まりなど子ども達の成果以外にも得るものがあったと感じています。
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